信頼できる製品の選び方

現在、CBD製品は様々な大手通販サイトで販売されるようになり、店頭での販売も徐々に増えてきました。

CBDは多種多様な製品に使用され価格も品質もさまざまですが、高額な製品が必ずしも高品質とは限りません。

日常的にCBD製品を利用している方も、これから購入を検討されている方も、安心・安全でより安価な製品をご利用いただくためには、「製品の成分」「製品の製造方法」「CBD(mg)の単価」をご確認いただくことが大切となります。





1)製品の成分を確認する
CBD製品の原料であるヘンプには、土壌中の成分を根から吸い上げる性質があります。

土壌中に汚染物質や有毒物質があればヘンプ中にも存在し、それらの成分も一緒に抽出されたものが製品となります。

原料のヘンプが食品利用のために有機栽培された産業用ヘンプではなく、産業利用を目的として大規模に栽培された産業用ヘンプの場合、原料に農薬や重金属などの汚染物質や有害物質が混入している可能性があります。

ヘンプの規制緩和が進みCBD製品を製造するメーカーが増える中、安心・安全な製品作りのため有機栽培された産業用ヘンプを原料として使用しているメーカーもあれば、他国から安い原料を輸入し加工したのち、自社のラベルを貼って自社製品として販売しているケースも少なくありません。

原料の出どころが不明で、農薬や重金属が検出され問題になったCBD製品もあるようです。

現在、厚生労働省は、成分分析表、もしくは税関の分析検査で製品に農薬や重金属、THCが微量でも検出された場合、その製品の輸入・販売を許可していません。

しかし、日本では個人の輸入価格が20万円以下の場合、税関への申請が不要となるため、過去に違法な成分(農薬や重金属、THCなど)が見つかったことで厚労省の輸入許可申請が下りなかった製品が販売されていることがあります。

そのため国内で販売されている製品を購入する場合は、原料や製造工程を証明する写真や書類を厚生労働省に提出して輸入許可を得ていること、通関の際に税関の分析検査を受けていること、検疫所から食品として販売する許可を得ている製品であることを確認できるものをご購入ください。

今では多くのメーカーが製品の成分テストの結果をウェブサイト上で公開しているため、製品に含まれている成分について事前に確認することができます。





2)製造方法を確認する

国内で販売されているCBD製品は、産業用ヘンプから取り出されたCBD成分をさまざまなものに含ませ製品化しています。

CBDオイルであれば、産業用ヘンプから抽出したCBD成分をヘンプオイルやオリーブオイル、ココナッツオイルなどに含ませCBDオイルになります。

CBDはまず、溶剤を使った化学的な抽出法か溶剤を使用しない機械的な抽出法のどちらかの方法でヘンプから抽出されます。

日本国内で販売されるCBD製品は、基本的に溶剤を使用した方法で原料からCBDを抽出し、溶剤を除去したものが製品に使用されます。

主な溶剤としては、アルコール、エタノール、CO2(炭酸)、プロパンなどがあります。

それぞれの方法には長所と短所(費用や安全性の違い)があり、どんな製品を作るのかによってもその方法は変わってくるため、ご自身のニーズに最も合った方法を選ぶことが大切となります。


例えば、アルコールへのアレルギーがある方は、アルコール抽出以外の製品を選ぶことでアレルギーへの懸念が軽減されます。

また、継続的な使用を検討されている方であれば、比較的安価な方法で抽出された製品を購入した方が経済的な負担は減り、安全面を一番に考えたいという方は、より人体に安全な溶剤で抽出された製品を選ぶ必要があります。


また、ヘンプにはCBDに加えテルペンやフラボノイド、フェノール(植物や果物、野菜にも含まれる成分)などの植物性化合物が豊富に含まれており、CBD成分単体よりもそれらを一緒に摂取した方がより高い効果がある(アントラージュ効果)といわれています。詳しくは、CBDとアントラージュ効果をご覧ください。

抽出方法によっては、テルペンなどの植物性化合物やひとつひとつのカンナビノイドを個別に分離することができ、製品内の各々の成分量が調整されたものもあるため、CBD以外に含まれる成分について確認することもおすすめです。

なお、どんな抽出法であれ、原料が育つ土壌中に農薬や重金属などの汚染物質や有害物質があれば、それらの成分も一緒に製品に含まれている可能性があります。





3)CBD(mg)の単価を確認する


当店の製品を含め“高濃度”を謳うCBD製品が数多くあるため、どうしても濃度(%)ばかりが注目されてしまいますが、製品選びで大切なのは濃度(%)よりもCBD自体の含有量(mg)とその単価になります。
 
例えば次のような2種類のCBDオイルがあるとします。

・3%CBDオイル10ml:6000円(10mlのオイルの中に300mgのCBDが含有されたCBDオイル)
・0.3%CBDオイル100ml:3000円(100mlのオイルの中に300mgのCBDが含有されたCBDオイル)

一見すると濃度が高い前者のCBDオイルの方が良品と思われますが、CBD含有量はどちらも300mgと同じであり、後者であってもCBDオイルの飲む量を調整することでCBD自体の摂取量が調整され、前者同様のCBDを摂取することができます。

また、CBD1咾△燭蠅涼渦舛蓮∩絢圓6000円÷300咫20円で、後者は3000円÷300咫10円となります。

これはあくまで例ですが、上記のように品質が同じ(CBD自体の含有量が同じ)商品でも価格に差が出ることがあるため、濃度(%)だけでは製品の比較になりません。

ご購入を検討されている製品の濃度(%)やオイルの全体量ではなく、CBD自体の含有量(mg)とその単価を確認すれば、高価格な製品で溢れるCBD市場において、より高品質・低価格な商品をご購入いただけると思います。