CBDとアントラージュ効果

CBDは世界中で科学的な研究が行われており、CBDが私たちの健康にどのように役立ち機能するのかが徐々に明らかになってきました。

後に多くの研究の中で、CBDは単体で摂取するよりも原料に含まれる他の成分と一緒に摂取する方がより高い効果を発揮するということが発見されます。

CBD製品の原料である麻やヘンプには、CBD以外にも数多くの成分が含まれていることが分かっており、それぞれの成分ごとの相乗効果に関する研究が日々行われています。





▼アントラージュ効果
麻やヘンプには実にさまざまな成分が含まれ、その成分の中でも大部分を占めるのがCBDなどの植物性カンナビノイドであり、100以上もの種類があることがわかっています。

その他にも、植物に色や香り、味を与える、テルペンやフラボノイド、フェノールといった植物性化合物が豊富に含まれ、植物全体では400種類を超える成分が含まれていると言われています。

CBD製品の中にはCBDのみを含む製品以外に、香り成分のテルペンなどの植物性化合物を一緒に含んだ製品があります。

そういった製品は「アントラージュ効果」と言って、CBD単体を含む製品より高い効果が得られると言われています。

アントラージュ効果とは、原料に含まれる複数のカンナビノイドとカンナビノイド以外の植物性化合物(とりわけテルペン)は、一緒に摂取することで相乗的に働き、それぞれのカンナビノイドを足し合わせるよりも高い効果が得られるという考え方で取り巻き効果とも言われます。

特にテルペンは近年になってカンナビノイドとの相乗効果が注目されるようになり、アントラージュ効果にとって重要な存在であることが明らかになりました。

テルペンは植物や果物、野菜の多くに含まれ、それらに風味や香りを与える化合物です。

テルペンはカンナビノイドに似た動きをすることでエンドカンナビノイドシステム(ECS)に作用することが分かっており、体内に摂取されるとカンナビノイドの働きをサポートします。

また、フラボノイドやフェノールには健康的な食生活には欠かすことができない抗酸化作用があり、その他にも抗炎症作用があるとされ、テルペン同様カンナビノイドとのアントラージュ効果が期待される植物性化合物となります。





▼フルスペクトラム
CBD製品が「フルスペクトラム」であるという場合、通常その製品には原料である麻やヘンプが天然の状態で含んでいる成分がすべて含まれていることを意味します。

成分量に差はあれど、麻やヘンプは自然の状態ではすべてフルスペクトラムであり抽出(※)で製造された製品はフルスペクトラムにもなればアイソレート(またはディスティレート)にもなります。

(※)抽出に関しては、信頼できる製品の選び方をご参考ください。

アイソレート(またはディスティレート)製品とは、フルスペクトラムの製品とは反対に、99%純粋なカンナビノイド(CBDが主)で出来上がった製品のことを言い、テルペンなど他の化合物を含みません。

また、最近ではブロードスペクトラムと呼ばれるCBD製品も流通していますが、日本国内では一般的にフルスペクトラムの状態からTHCを抽出(除去)した製品として販売されています。

つまり、フルスペクトラムと言われる製品には、CBD以外にも様々なカンナビノイドや、テルペンやフラボノイド、フェノールなどの化合物が含まれていることを意味しますが、同時にTHCが含まれていることを意味する場合があります。

THC(テトラヒドロカンナビノール)とは、主に大麻草に多く含まれる精神作用のある植物性カンナビノイドであり、日本ではその性質上規制対象となっています。

海外にはCBDとTHCを様々な比率に分けた製品が多数ありますが、日本で販売できるCBD製品は成熟したヘンプの茎と種からできたものとされ、製品にTHCが微量でも含まれている場合、その製品を販売・使用することはできません。

そのため、日本でフルスペクトラムと記載のある製品を購入・使用される場合は、THCが含まれていない製品である必要があります。

CBD製品には、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレート、ディスティレートなどさまざまな種類の製品がありますが、ご購入の前に製品に農薬や重金属、THCなど違法な成分が含まれていないことを確認いただくことが大切です。

その際の判断基準として、厚生労働省の輸入許可、税関での分析検査、検疫所からの販売許可がある製品であることを事前にご確認ください。